マダム・イエレンは役者かも…。

マダム・イエレンは、アメリカ連邦制度準備理事会(FRB)の一番偉い人。FRBアメリカの日銀です。
でも実際は、メチャクチャ可愛いおば様です。
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とても偉い人なので、発言一つで世界が一変してしまうのです。
先週のこと。FRBの委員が「4月に利上げするかも…」と言ったので、
  ヤリィ!
とガッツポーズを取りました。
利上げをすると皆が貯金をしてお金を使わなくなるので、景気が後退します。
すると投資家が「アメリカ、強気じゃん!」と思って、アメリカ$を買い漁ります。結果$高になります。
すると、どういう訳か株が下がります。
  思うに、$目当てに株を売るからかと…。

調子に乗ろうかと思っていた矢先、
イエレン議長が「あら、利上げなんてする気ないわョ。」と言って“差し水”をしたのですゥ…。
  まァ、議長を差し置いて発言するのも変な話だったのですが…。

強気だと思わしておいて、からのサプライズですから、インパクトが強い。
でも実は、FRB内の連係プレーだったのではないでしょうか。
  役者だ!
今日のモーサテでも話題になってましたが、イエレン議長になってからアメリカ株が上がっているとのこと。
日銀もそれ位の芸当して欲しい! なんてね。


これもモーサテの受け売りですが、日本人には“マイナス金利”って向いてないんじゃないですか。
マイナス金利にすると銀行株が下がるし、低利息だからマンションを買いなさいと言うけど、デベロッパーは見込んでマンションの値段を上げる。
結局、消費者からすると支払う先が銀行(利息)がデベロッパー(マンション価格)に代わるだけ。
  踊らされちゃいけない
小細工よりも政策をお願いしたいものです。
こんな状態なのに、まだ『景気は緩やかに伸びている』はないものです。

『パンが食べられないならケーキを食べればいいじゃない』
なんて言っているみたい。
かねがね、政治家さんは貴族の様だと思っていました。
  下々の者たちよ、我々が政を司って進ぜよう
という感じ。
実際、アベノミクスは形があるものではない様に思いますが…。


ところで『パンがないなら…』はマリー・アントワネットの言葉だと言われていますが、
でも実際のマリー・アントワネットは、そんな軽率なことを言う人物ではなかったそうです。